冷間鍛造とは


 

常温環境下で金属に圧力を加え、

塑性変形(※1)させながら成形を行なう加工技術です。

  ※1塑性変形…金属が弾性限度を超えた大きい力を受けて変形する時、

   力を除いてもその変形がもとに戻らないで残ってしまう性質。

 

鍛造は3分類あり、

材料を高温加熱(1000~1200℃)し、鍛造する事を『熱間鍛造』

材料を高温加熱(300~850℃)し、鍛造する事を『温間鍛造』

『冷間鍛造』は 材料を常温で鍛造するため、

他2分類と比較すると、使用圧力はかかるものの

生産速度、寸法精度に優れたメリットがあります。

  

冷鍛品がつくられるまで



コイル状にまかれた材料からスタート

S15K

切断 

完成品体積から割り出した分をカット

#1ブランク

先端テーパー付

 

#2ブランク

頭部予備成形

 


#3ブランク

頭部六角出し

#4ブランク

頭部六角側 孔入れ

完成品

密着座面 平面出し

平面度0.02以下